ピアスを片方、落としてしまいました。
お気に入りの、ピアス。
何年も前にアガットで、夫が誕生日プレゼントに買ってくれたものです。
小さめの金のフープに、透し模様のチャーム。
控えめだけれど品を感じるこの組み合わせが、大好きでした。
数日前。
その日は長女の小学校や学童クラブの諸手続きのため、一日中、あちらこちらへ出かけました。
その日に付けていたのが、このピアス。
全ての手続きを終えて帰宅した夕方、右側のピアスがないことに気付きました。
体調がすぐれず、一旦家に帰ってきて、ソファで休みました。
右側を下にして横になっていました。
その時、ピアスの留め金が緩んでしまったのかもしれません。
いつもそばにあったものが、ない。
何年間も頻繁に身につけていたものが無くなってしまった。
小さなピアスであっても、私にとっては大きな存在感のあるものでした。
物が落ちる時、自分の何かの身代わりに落ちてくれたという考え方もあるようです。
私自身に悪いことが起きる代わりに、ピアスが落ちてくれたのかもしれない。
そうも考えてみましたが、自分でタイミングを決めた別れでないためか、未練が残ります。
もしかしたら、どこかで、私が見つけるのを待ってくれているかもしれない。
そう思いながら、せめて自分が通る道だけでもと、ついつい探してしまいます。
ピアスを片方無くして感じる喪失感。
ぽっかりと心に小さく穴が開いてしまったような気分です。
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