ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

『明日を変えるならスポンジから』を読みました。一田さんのインタビューをぜひ受けてみたい


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一田憲子さんの文章が好きです。

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一田さんを知ったのは、

年2回発行されるムック『暮らしのおへそ』から。

 

その巻末に、

編集者として毎回お名前が載っていたのです。

(後に、『暮らしのおへそ』の立ち上げ人だったことを知りました)

 

お店の店主や器作家、

俳優や主婦など幅広いジャンルの人々をインタビューし、

習慣や暮らしぶりからその人を紹介する『暮らしのおへそ』。

 

ひとつひとつのインタビュー記事を読みながら、

その人からにじみ出てくるものを丁寧に拾っているなあ、

静かな雰囲気の中でも、

その人が大切にしているものがよく伝わる記事だなあ、

といつも思っています。

 

『明日を変えるならスポンジから』にたどり着く 

他にも本を書いていらっしゃるかもしれない。

 

そう思って検索したら、

やはり出版されていました。

 

今回はその中の1冊、

明日を変えるならスポンジから ~暮らしの道具を選ぶこと~』(マイナビ出版)を読むことに。 

 

引田ターセンさん・かおりさん、

イイホシユミコさん、

三谷龍二さんさんなど、

8つのインタビュー記事を読むことができます。

 

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印象に残った文章 

ものを減らそうとしている今でも、ワクワクする道具と出合ったら、間違いなく買うと思います。

「よし、買い!」と選ぶ基準は、これを手に入れたら「明日がちょっと変わるかも」と感じること。

新しいスポンジを手に、「お~!こっちの方がいい!」と一人でにんまりする・・・。

そんな時間が私は好きです。

スポンジ1個で明日が変わる。

人はスポンジ1個で幸せになれる。

そう考えると、なんだか嬉しくなってきます。(p.5) 

 

「待つ」ことと、瞬間を逃さずつかみ取ることは、同じ力の裏と表。(p.67)

 

機能を満たすだけなら、なんでもいいはず。

でもたとえば、「持ち心地」だったり、「美しい動作性」だったり、いい道具を使うことで、知ることはたくさんあります。(p.103) 

 

世界では、様々なジャンルの作り手が、多様な価値観を生み出しています。

その変化を暮らしに落とし込むのが、道具を使うということ。

だから、「もう持ってる」なんて言わないで、買い替えたっていい!

そう割り切ってから、毎日が楽しくなってきました。(p.123)

 

日常で選んで、使っている物。

物を選ぶ時の、基準。

毎日を暮らしていく中での、考え方。

 

インタビューを受けた方々がご自分の中にしっかりとした軸をお持ちなのはもちろんですが、

一田さんから質問を投げかけられ、

答えていく中で、

「ああ、自分はそう考えていたんだ」と気づくことも多いのではないかと思います。

 

わたしも一田さんのインタビューを受けてみたいなあ。

きっと、自分で気づいていない側面に、

たくさん出会えるような気がします^ ^。

 

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