ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

長男の習い事での一件を聞いて、憤慨した話


ads by google

小3の長男は、スイミングを習っています。

f:id:berry-no-kurashi:20180123230130j:plain

習い始めて、丸2年が経ちました。

ある程度の距離は泳げるようになりましたが、

長男は、あまりスイミングを楽しんでいない様子。

時々、「自分は、水泳が苦手」だと口にする時もあります。

 

スイミングのことになると、途端に口が重くなる長男。

私はその理由を、「なかなか思うように進級できないから」だと思っていました。

1年目はトントン拍子に進んでいた級が、この1年はぴたりと止まっていたからです。

 

しかし、私の推測は外れていました。

理由は、もう何ヶ月も前のある日、1日だけヘルプで入ったインストラクターに

皆の前で「バタ足、下手っぴ!!」と言われたからだったのです。

 

何か月も前に言われたその一言を、

長男はどうしても忘れられなかったそうです。

スイミングがある日はいつもその一言が思い出され、

下手なバタ足を見られたくない。

楽しい気持ちに全然ならないと。

 

長男は、私にも夫にも長らくその話をしませんでした。

数か月経ってようやく、久しぶりに夫とふたりでお風呂に入った時に話したそうです。

お風呂を出ても脱衣所から出てこない二人。

今まで抑えていた気持ちが溢れてきたのか、

普段泣くことがほとんどない長男が、終始泣きじゃくっていました。

 

その話を聞き、スイミングから浮かない顔をして帰ってくる長男を見て

「疲れたんだね」といつも思っていた自分を反省しました。

「どうしたの?」と、もっとゆっくり話を聞くべきだった、と。

 

そして、「バタ足下手っぴ」と言葉を発したインストラクターに、

怒りを覚えました。

 

普段から時間を共にしているインストラクターから言われたというのなら、

分かります。

担当であれば一定期間子供を見ているので、

その子にどういう言葉をかければやる気を出して、

どういう言葉をかければ傷つくか、想像ができると思うからです。

そして、その上での指導の言葉であると、受け取ることもできるからです。

 

しかし、初めて会うインストラクターが、

子供を相手に口にすべき言葉ではないと思うのです。

指導の場で初めて会う大人に、子供は緊張して対面します。

初めて接する大人の指導者に、「下手っぴ」と言われて傷つかない子供がいるでしょうか。

 

そのインストラクターが教室に来たのは1日で、今はもういないそう。

それでも、その日に言われた言葉をずっと引きずっている長男がいる。

 

私も大人の一人として、肝に銘じなくてはならない一件だと思っています。

 

 


 

▽ランキング参加中です。いつも応援クリックありがとうございます^^。


人気ブログランキング

 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ
にほんブログ村