ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

外見で清潔感を大切にしたい気持ちには、内面にも理由がある


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日々の着こなしで大切にしたいのは、清潔感。

いつの日からか、「綺麗」に見えることよりも、

清潔感のほうを大切に思うようになりました。

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内面も外見も、「清潔」に近づきたい

外見は、内面の一部です。

どういう自分でありたいか、周囲にとって、どのような存在でありたいか。

自分の内面は、外見に表れます。

私が自分の外見に清潔感を求めるのは、自分の内側も清潔でありたいからです。

「清潔な外見」を作りながら、「内面を清潔に整える」。

内面が清潔であれば、自分を恥ずかしいと思う部分がない。

隠したい部分がないことで、自分をつくる必要がなくなる。

結果として疲れず、

自分自身や家族はもちろん、友人や職場の同僚など、

関わる人たちを大切にできるエネルギーを保てる気がします。

 「清潔なたたずまい」

今読んでいる『今日もていねいに。』(松浦弥太郎著、PHP文庫)。

ていねいに選ばれた言葉を、ひとつひとつ大切に読んでいきたいこの本の中で、

清潔感について、とても素敵な文章を見つけたのでご紹介したいと思います。

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・世界のすべてにかかわる土台とは、清潔感だと思います。

「どんなことができるか、何を持っているか」よりも、

清潔感があるほうが、はるかに尊いと感じます。

 

・清潔な土台があってこそ、心地よい暮らし、良い仕事、

新しいアイデアが生まれるのではないでしょうか。

 

・間違ったことをしたら潔く謝り、失敗はちゃんと認め、

決して嘘をつかず、いつも正直・親切を心がける。

これが心の清潔を保つ方法です。

 

心地よく暮らすこと。家庭や仕事で、だれかのためになりたいという気持ち。

自分だけを大切にしていた頃から、

家族や自分に関わる人たちも大切にしたい年になったからこそ、

自分の内面も外見も清潔にしたくなったんだ。

大切なものが増えたからこそ、それらを守り育てるために、

まずは自分という土台を清潔にしておきたい気持ちになったんだ。

松浦さんの本を読みながら、

清潔感を大切にしたい気持ちの出所が、分かった気がします。

 

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