ベリーの暮らし

ワーキングマザー、3人の子供たち(小3、年長、0歳児)。双方の実家から遠く離れた都内で、家族皆で家事を回し、夫婦で子育て中の暮らしを綴ります。

掃除をすると、なぜ前向きな気持ちになるんだろう?その答えの一片を得ました


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片付ける、掃除をする、手入れする。

場所や持ち物を磨き、きれいにする。艶を出す。

そうすると、だんだん気分が晴れやかに、気持ちは前向きになってきます。

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なぜ気持ちが前向きなるのか、考えてきた

掃除や手入れが好きで、時間があれば、ずっとしていたいくらいの性格です。

それにしても、なぜ気持ちが明るく前向きになってくるのか、不思議でした。

もやもやしている時でも、何かを磨いていると、少しずつ気分が晴れてきます。

嫌なことがあった日でも、「なんとかなるよね」という気持ちになっています。

他のことも、「きっとできる」という気分にさえなってきます。

なんでかなあ、と思っていました。

気になっていたことを、ひとつ片付けられたから?

目に入る情報がシンプルになって、視界が整ったから?

場所や物が、「いい気」を放ってくれるようになったから?

どれも正解なのだと思いますが、最近、しっくりくる「答えの一片」を、ある本から得ました。

『今日もていねいに。』

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今読んでいる『今日もていねいに。』(松浦弥太郎著、PHP文庫)。

『暮しの手帖』の前編集長である松浦さんが綴る言葉は、時に優しく、時に厳しい。

あたたかな眼差しの奥に、厳しい光も同時に存在しているような印象です。

松浦さんの本を読む時には、自然と姿勢を正している自分に気づきます。

「暮らしのなかの工夫と発見ノート」という副題に惹かれ、手に取ったこの本に、掃除をすることについても触れられていました(p.35~36)。

・ 自分たちが今いる場所を大切にしていれば、ささやかでも確実な自信になる

・「すみずみまで毎日掃除している」という努力の事実があれば、小さくても誇れるものができる

・一生懸命に磨き、整理整頓し、毎日掃除を続ける。

これを守っていれば、ごくたまに小さな埃が見つかるとしても、よくある失敗ですみます。「ええっ、その棚は見られたくないな」という部分がまるでないだけで、堂々と振舞えます。

これらの言葉が、「答え」として、今の私にしっくりきたのです。

家や職場でも、自分が今いる場所や物たちは、自分の延長線上にあります。

つまり、自分自身です。

いつ誰に見られても、どこにも恥ずべき場所がない。

場所や物を少しずつ片付け、掃除し、磨いていくことで、隠さなくてよいものになっていく。つまり、隠さなくていい自分になっていく。

それはつまり、裏表のない自分を作っていくこと。

隠さなくていい場所が少しずつ増えることで、気持ちの重りも、少しずつ外れていく。

気持ちが軽やかに、そして「次は何をしようか」とフットワークまで軽くなっていく。

松浦さんの「掃除できよらかさをつくりだせば、だれでも強くなれる」という言葉を、私はそう理解し、気持ちが前向きになる理由のひとつと感じています。

 

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