長男が、人前で大粒の涙を流しました。
長男は、小学校のドッジボールチームに所属しています。
先週末は、地区の決勝大会が開催されました。
数か月前に行われた地区予選を、2位で勝ち上がった長男のチーム。
チームは学年ごとになっており、
今年長男は、3年生チームのキャプテンを任させています。
彼の頭の中は、ドッジボールでいっぱいです。
小学校の体育館で開かれる練習に、嬉々として出かけていきます。
休み時間にも、ドッジボール。
学童の遊びの時間にも、ドッジボールをすることが多い様子。
試合の前には、土曜日にも練習。
練習が終わった後も、友達と自主練です。
練習に出た後は、その日立てた戦略がうまくいったかどうか、
頭の中で振り返っているようです。
自分の攻守の様子も、振り返り。
夕飯時も隙間時間も、「あのね、今日はね!・・・」と話題はドッジボールなのです。
そして、地区決勝戦。
他の地区予選を勝ち上がったチームと試合です。
午前中に2回試合があり、
勝ち上がったチームが、午後に試合するようでした。
結果。
1回戦、負け。
2回戦も、負け。
1回戦目に負けた時には、悔し涙を流すチームメイトを励ましていた長男。
チームや自分を鼓舞し、臨んだ2回戦目。
残念ながら負けが決まり、コートを退場しながら大粒の涙を流していました。
腕をぎゅっと目の部分に当て、ぼろぼろ泣く長男。
小学生になってからは家でも滅多に涙しない長男が、
まして、人前で泣いているのを見るのは初めてでした。
いつの間にか、友達とのけんかで泣くという段階から、
試合に負けて悔し泣きするところまで成長したんだなあ。
片方の手ではまだ親の手を掴みながら、
もう片方の手は、すでにしっかりと自分のコミュニティの中に。
そのコミュニティの中に、彼の心を大きく揺さぶる喜怒哀楽がある。
親ができることは確実に、少しずつ、減ってきています。
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