先日、実家の母から小包が届きました。
実家のほど近くにあるお菓子屋さんの、
レモンケーキ。
わたしはここのレモンケーキが大好きで、
帰省するたびに食べるのを楽しみにしています。
もちろん母も
わたしの大好物だと知っていて、
年に一度、
子供たち(つまり、母にとっての孫)への
手紙と一緒に送ってくれます。
いつもいつも、
わたしや子供たちを心配するメールを送ってくる母。
電話をしても、
電話がきても、
いつも心配の言葉が大半な母。
「何歳になっても子供は子供」
とはよく聞く話。
わたしが何歳になろうと、
母はわたしのことが心配なのです。
そう分かっているのに、
ついつい「そんな心配せんでいいよ!」
と言ってしまいます。
しかも、きつい言い方で。
レモンケーキのお礼を伝える電話でも、
いつものようにそう言ってしまいました・・・。
電話を切ってから、
心にちょっと痛みを感じつつ思い出す
佐治さんの言葉。
心配する必要などないのにっていう言葉ほど、無意味なものはない。
心配する必要なんかないよ。ぼくは、こんなに元気だよ。なんて言い方はしません。
心配してくれる気持ちをただ受け止めるだけです。(p.49)
『ぼくたちは今日も宇宙を旅している』(佐治晴夫著、PHP出版)より
母についつい感情的になるわたしは、
母の前ではまだまだ子供なのだと思います。
いつか、
ただ受け止められるようになるのだろうか。
▽読み応えがある記事がたくさんあります。
▽ランキングに参加しています。クリックで応援していただけると嬉しいです^^。
▽暮らしの工夫・改善に関するブログがたくさん読めます。