夫婦関係で、暗い気持ちになっている方に読んでもらいたい。
夫と喧嘩をして
口をきかない数日間に
引田かおりさん、ターセンさんの
『しあわせのつくり方』(KADOKAWA)を読みました。
どんな夫婦であっても、
日々の暮らしや子育て、
お金や時間の使い方で
喧嘩になることがあると思います。
それは、
まるで「理想の夫婦」を体現しているかのように見える
引田さんご夫婦であっても同じこと。
この本には
引田さんご夫婦の「暗黒時代」も
書かれていて、
そうだよなあ、
そうだよなあ、
と思いながら読みました。
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心に残った言葉をいくつか引用します。
きっと今この瞬間にも、
暗いトンネルの中にいる人たちがいると思います。 どうぞ怖がらずに、しっかり今の感情を味わってください。 そして自分をしあわせにるす方法を、 できることからひとつずつ実行してみてくださいね。 きっといつか笑って思い出せる過去になると、信じてください。(p.6)
決して「我慢して結婚を継続してくださいね」と言いたいわけではありませんんが、私たちの40年が、「何かの支えや、ヒントになるといいなあ」と思っています。人の本質は簡単には変わりませんが、それでも「変わろう」と決心すれば、変えられることはたくさんあります。誰かと暮らすことは、自分が変われるチャンス。行きつ戻りつ、毎日をいろんな工夫で乗り切っていたら、何だか見晴らしのいい素敵な場所にたどり着いていた、そんな感じでしょうか。結婚って、なかなかいいきっかけになると思っています。(p.58)
一体どうやって、数年続いた長くて暗いトンネルを抜け出すことができたのでしょう。これといった秘策や秘薬があるわけではなく、何とか毎日の暮らし、親子でごはんを食べるとか、子どものおもちゃを片付けるとか、水まわりの掃除とか、とにかく目の前にある「やらなければいけないこと」をこなしながら、家族と一緒に笑ったり怒ったり、泣いたりして、自分を立て直していったのではないかと思っています。(p.37)
いろんな場面で真剣に話し合いました。その話し合いは、子育てが終わっても、暮らしのこと、仕事のことなどにかたちを変えて今でも続いています。そのときは理解できなくても、納得がいかなくても、自分の考えを相手に押しつけず、「そういうものかもしれないな」と、お互いの頭の中を想像してみることで、私たちはずいぶんやさしくなれたと思います。(p.46)
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夫婦の関係や
子供との関係、
その時々の自分が何を思っているかで
響く言葉はちがってくるかと思いますが、
どんなに理想的に見える夫婦であっても
もちろんうまくいかない時があり
その時の自分が
もがきながら自分を見つめ、
話し合い、
時には見守りながら
乗り越えるものなんだよなあ、
と思える本でした。
カーリンさん、ターセンさん、
今回もありがとうございます。
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