手伝いに来てくれていた、父が帰りました。
インフルエンザに臥せっていたわが家に、1週間居てくれた父。
父は、掃除が大の得意です。
しかし、掃除をしているところはなかなか見せません。
家族で一緒にいる時には、
大好きなスポーツをテレビで観たり、
孫の相手をして一緒にずっと遊んだりして、
たいていのんびりと座って過ごしています。
そんな父ですが、夫が出勤、子供達が小学校や保育園に行き、
インフルエンザの私が「もうちょっと横になってくるね」と寝室に引っ込むと、
いそいそと掃除を始めます。
そして、私が数時間後に起きてくると、あちらこちらがピカピカ。
ある日は、キッチンのガステーブルやシンク、冷蔵庫。
次の日は、リビングの窓やベランダ。
そのまた次の日は、洗面所やトイレ。
私が寝室から出てくる度に、どこかがピカピカになっていました。
しかも、私自身が掃除した時に比べ、段違いの美しさ。
窓拭き後の窓なんて、日差しの美しさが増したと感じるくらいです。
「あれ、ここ・・(きれいになってる)」と私が言うと、
気付いたか、と言う感じで口をすぼめて笑います。
そして、「ありがとう」と言うと、
まあこれくらい簡単なもんや、とうそぶくのです。
そんな父が使う掃除道具は、基本的に、雑巾くらいです。
拭き掃除が最強、と私が信じているのは、
こんな父の姿を小さなころから見てきたことも
理由のひとつかもしれません。
居てくれた1週間、とても助かったよ。
ありがとう、お父さん。
インフルエンザに臥せっている間、
たくさんの方々より温かいメッセージをいただきました。
おかげさまで、ずいぶんよくなりました。
ありがとうございました。
同じ空の下のどこかにいらっしゃる皆さま、
皆さまもどうぞお体ご自愛ください。
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