子供の頃、私をいちばん不安にしたものって何だったっけ。
ふと考えた時、思い浮かんだもの。
それは、母の不機嫌な顔でした。
母は基本的に、明るい人です。
そして、自分にとても正直な人。
思ったことは何でも口や態度に出す。
出さずにはいられない、非常にストレートな性格です。
(同時に、子供を何よりも大切に思っている人でもあります。
私や妹が家を巣立った今でも、変わりません。)
そういう性格なので、母の機嫌はいつも手に取るように分かりました。
何かあったら、子供の前でも隠さない(隠せない)人だからです。
家で、母が不機嫌な顔をしている。
それだけで、外であった楽しかった、嬉しかったことを
すべて打ち消してしまう力がありました。
逆に、母が笑っている時。
お腹が空いていても、学校で何かあった日でも、
全て「何とかなる」気にさせる力がありました。
今思うと。
そして、今。
結婚し、母親となった私。
私の笑顔が、家の雰囲気を大きく左右することを感じています。
私が笑っていると、子供も笑う。幸せそうに。
私が笑っていると、夫も笑う。幸せそうに。
自分の気持ちが下向いている時でも、
笑顔でいた方がいいということではありません。
取り繕いは、子供や夫に伝わります。
何よりも、その無理は、自分がいちばん分かります。
自分のことは、自分で機嫌よくする。
家族がいる今、この力が、より大切になっている気がする。
自分で自分を機嫌よくして、笑顔でいること。
それが今の私に大事なんだと思うのです。
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