ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

『子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい』を読みました


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陰山先生の最新作。

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わが家は塾なしで学習を続けていますが、家庭学習を進める中でとても頼りにしているのが陰山先生のドリルです。

 

学年別に出ている『たったこれだけプリント』シリーズ、分数や小数など単元別のニガテ克服シリーズ、漢字ドリル、『図形プリント』、『文章題プリント』・・・。

 

同じドリルを複数冊買うことも多く長男と長女のふたり分だけで、もう何冊購入したかも分からないくらい。たくさんお世話になっています (次男、次女の時も必ず使う予定です)。

 

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そんな陰山先生が新しく本を出されました。

子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい』(SB新書)です。

 

本の価格からすでに陰山先生らしくて、税込み990円(2021年6月時点)。

 

たくさんの人が手に取れるように(ときっと思っていらっしゃるはず)、陰山先生のドリルや本はいつも手頃な値段で設定されています。

 

そして冒頭から、

 

子どもの幸せは、親が幸せになって初めてかなう(p.3)

 

と。

 

本を読み進めながら自分自身や子供たちのことを振り返って安心したり、もうちょっとこうしてみようかと思ったり。

 

励まされ、ヒントを得ることがたくさんありました。

 

皆さんにも一部をご紹介したいと思います。

 

まずは、子育てへの姿勢について。

色々忙しくしてて子供にかまう時間が少ない、もっと何かをしてあげた方がいいのか。。。

気付けば度々不安に感じることについては、次のとおり。

 

子育てというと、すぐ子どもにあれをしよう、これをしようという話になりますが、親自身が一人の人間として納得のいく生き方をしているか、自分の仕事に誇りを持っているか、人の幸せを考えているか、それが一番大事なのです。子どもから尊敬されるような生き方をしていれば、子どもは自然とお父さん、お母さんの背中を追いかけるようになるものです。親の幸せは子育ての成功に直結しています。親が幸せを知っているからこそ、親はそれを子どもに伝えることができるのです。(p.42)

 

そして、学習の時間について。

よくやってしまいがちなミスリード。。。

時間と時刻は、親の方が使い分けを意識する必要があります。

 

家庭学習では、よく「5時まで勉強しなさい。ゲームはその後」などと言いますが、その5時までの間に何と何をやるのか、時間配分は妥当なのかという肝心なポイントを押さえておかないと、効果的な勉強にはなりません。30分でできることを、1時間かけてやるのは、逆に学力を低下させる練習のようなものです。こういう場合は、お母さんがその日の課題を確認して「じゃあ30分でやってしまおうね」と言ったり、「計算と漢字のドリルは昨日より早いタイムが出るように頑張ろうね」などと言うのがよいと思います。(p.79) 

 

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次に、来たるべき子供の「試練」について。

わが家もほんの2年後には受験です。

こういう考えを自分に取り入れているかいないかで、心構えは変わると思います。

 

親は子どもが失敗して悲しんでいたら一緒に悲しんであげればいい。それだけで子どもは立ち直れます。つまり、失敗を恐れる必要はないのです。高い目標に向かってどんどんチャレンジさせたらいい。若いうちはいくらでもやり直しがききます。そしてもし失敗したら、その悲しみを共有してあげれば、それでもう十分。子どもは勝手に立ち直る力を持っていますから。(p.203-204) 

 

さらに、自分の幸せをまず考えることについて。

自分の幸せを「一生懸命」に考えている大人って、どれくらいいるでしょうか。

 

私はやりたいことを色々やっていると思いますが、 もっともっと自分の心地よさ、楽しさ、ワクワク、成長に向かって進んでいこうと背中を押してもらった気分です。

 

子供の幸せを一番に考えるのではなく、まず親自身がどうしたら幸せになれるか、どうしたら親が子どものロールモデルになれるか、そちらのほうをもっと一生懸命考えるといいのです。なぜなら、親も子どもも幸せを追求する共同体だからです。親が幸せでないのに、子どもが幸せになれるはずがないのです。 (p.38) 

 

親が幸せに生きることが、子供の幸せにつながる。

これは、子供が巣立つ前、一緒に暮らしている時にはまさにそうだと思うのです。

 

私自身が子供の頃。

親がふさぎこんでいたりイライラしている時には、その重たい空気感に影響を受け、ずいぶんと家の居心地が悪かったものです。

 

逆に親(特に母親)が生き生きと幸せそうな時には、ただそれだけで私の心も安定し、前向きに、心軽やかに過ごせました。何でもできそうな万能感も、ついこの間のことのように思い出せます。

 

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親の幸せは子供の幸せ。

親の私が日々学び、「こんな考え方もある」と色んな見方を身に着け、子供に集中し過ぎない。

これからも色々あるだろうけれど、そうやって子育てをしていこうと心新たに思いました。

 

読みながら、気付きや振り返りがたくさんあると思います。

ぜひ一度読んでみてください。

 

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子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい』(SB新書)

 

 

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