家庭学習で使う教材について。
何かを勉強するときには
「一旦、範囲を全部やってみた」が
大切だと思っています。
広い範囲を進めると
はじめの方は
どんどん忘れてしまうのでは?と
心配になるかもしれません。
けれど
そもそも人は忘れる生きものです。
忘れるし、忘れてもいい。
忘れても
その忘れた範囲を繰り返すことができる
機会があればいいのです。
人が忘れる生きものなのであれば
1年で学ぶことを
じっくりゆっくり進めていると
その学年で学ぶ範囲を
1回しか取り組めない、
なんてこともありえます。
そうなると、どうなるか。
1回しか取り組めなかったことは
やっぱり忘れてしまうことが多いのです。
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一方、次の学年では
今の学年で学んだことがベースとなります。
そうすると
前の学年でよく理解しないまま、
曖昧な状態で進級してしまうと
土台がぐらぐら。
次の学年も
スムーズにいかないことは明白です。
そこで先に「全体」をざっととらえておく。
基礎問題を繰り返して精度を上げる。
全体を経験しておけば
たとえ全部を2回、3回と繰り返すことになっても
2回目は1回目より
短い時間で進められることが多いはず。
つまり、多くの場合では
2倍の時間がかかるわけではありません。
また
全部を繰り返さなくても
「こことここを繰り返すだけでいいかも?」という道が
見つかることだってあるかもしれません。
こういうことも
まず全部を通してみないと
なかなか気づけないものです。
全部を通して学ぶためには
小学校高学年であっても
難しい問題集より基礎問題集。
夏休みが終わるくらいまでは
難しめの問題集のことは
気にしないようにして
徹底して基礎を学び続けたほうが
いいかもしれないと
子どもたちの
家庭学習用ドリルを選ぶにあたって
改めて思い直しています。
国語であれば、
- 『○年生の漢字』(小学館)
- 『○年生の国語』(小学館)
算数であれば、
- 『○年生の算数』(小学館)
- 『100マス計算』(小学館)
- 『苦手克服 徹底反復シリーズ』(小学館)の分数、単位、図形などなど
高学年の理科社会として
- 『自由自在 問題集』(増進堂・受験研究社)の基礎問題ページ
これらを使って
夏休みが終わるまでに
基礎を徹底的に固めたら
1学年の後半が
とてもスムーズになるんじゃないだろうかと
思って。
特に「分からない」状況に対して
すごくストレスを抱えるタイプの子どもには
この「徹底的に基礎を学ぶ、繰り返す」が
効果的なのかもしれないと思っています。
どんどん進めて
まず全体像をつかませる。
引っ掛かる部分は繰り返して
小学校で学ぶ内容の基礎漏れを徹底的になくす。
そして中学校へ繋げていく・・・という方法。
長女と一緒に進める中で
気づいたことを
またシェアしていきたいと思います。
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▽こちらは、テスト勉強用に使っているドリルについて。
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