生きていれば、自分と気が合う人、合わない人が出てきます。
それは、子供でも同じです。
小3の長男や、保育園年長の長女。
楽しいことでいっぱいだった日もあれば、
友達からの小さな意地悪で、傷つく日もあります。
帰宅後に聞かせてくれる「今日の出来事」。
そうそう、自分が子供の頃も、
そういうことあったなあ・・と思いながら聞いています。
子供同士の、人間関係
子供にも、一緒にいて楽しく過ごせる子もいれば、そうでない子もいます。
子供達が3、4歳頃までは、友達とけんかしたと聞けば、
「お友達と仲良くしようね」と言ってきました。
5歳頃からは、嫌なことがあったと聞いた時、「仲良くしたら」とは話しません。
「嫌な気持ちになったことを覚えていて、自分からはそうしないようにしようね」
「 色んな子がいるよ。一緒にいて楽しい子もいるし、合わない子もいるよ。
それは、小学校でも、中学校でも、高校でもそう。大人になっても、そうなんだよ」
「一緒にいて楽しいなあと思う子と、たーくさん、遊びな」
そう言ってきました。
『こども孫子の兵法』
気が合う友達と、楽しい時間をたくさん過ごす。
楽しい時間を増やせるように、「考え方のヒント」となりそうな本を見つけました。
それが、『こども孫子の兵法』(齋藤孝著、日本図書センター出版)です。
この本には、「孫氏の兵法」の中から、24のことばが選び出されています。
例えば、
百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。
戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。(p.16)
見開きの右側に、孫氏の兵法のことば。
そして左側に、わかりやすく「こども訳」が付いているのです。
「本当にすごいのは戦わないで勝つこと。」
私もそのとおりだと思って、生きています。
その他にも、
「少なければ則ち能(よ)くこれを逃れ、
若(し)かざれば則ち能(よ)くこれを避く。」
意味のある「逃げる」だってあるんだよ。
かなわないなら、さっさと逃げてしまおう。(p.42)
「兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを賭(み)ざるなり。」
トラブルは長引くと解決がむずかしくなってしまうよ。(p.50)
など、親しみがあるイラストと共に、考え方が紹介されています。
気の合う子と、たくさん楽しい時間を過ごすために
生きていれば、楽しいこともあるし、つらいと思うこともある。
友達と衝突する前に、知っておくとよい考え方。
衝突してしまったら、知っておくとよい考え方。
ああ、そういえばこんな考え方があったっけ・・
と、ふと思い出せるように。
親の私が、自分の中では言語化できていなかったことでも、
この本を開けば、子供が自分でヒントを見つけることができる気がします。
「時」というふるいにかけられても、現代に伝わる名作。
子供だけでなく、私自身も覚えておきたいことば達です。
子育てで、共感できるブログがたくさん。
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