ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

教育費について、子どもに話す理由


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教育にかかる、お金について。

わが家では

子どもが小学校高学年くらいになったら

教育方針や教育費について

話すようにしています。

 

こうしている理由は

私の子どものときの経験からです。

 

私の実家は

お金がありませんでした。

 

父が病気で働けなくなってからは

給食費を払うのも苦しいときもよくあって

集金袋をもらってきたら

ずっと冷蔵庫に貼られていた記憶があります。

 

担任の先生が気にしてくれるくらい

クラスの中でも

経済的に苦しい家庭であったことは

間違いありません。

 

そんな私が子どもの頃

いちばん不安に思っていたのは

「この先、どこまで進めるのだろうか」でした。

 

何か勉強をするときに

いつも気になったのは

お金のこと。

 

勉強は好きだったのですが

勉強を続けるにはお金が必要だと

小6くらいからずっと気になっていて。

 

高校生の頃に

母とケンカしたきっかけのダントツ1位は

「早く働きなさい」という言葉だったと思います。

 

母は大変子煩悩で

自分が大変な思いをしてでも

子どもにできるかぎり学ばせてあげたいという

気持ちが強い人です。

 

けれど

お金がない状況がずっとずっと続き、

イライラが極限まで募っていたのだと思います。

 

私は大学に進みたい。

だけど、行けるのかどうか分からない。

 

行けるとしても

実家から通える国立大学しかだめなのだろうか?

 

実家から出ることは

果たしてできるのだろうか?

 

大学に合格したら合格したで、

入学金や学費は用意できるのだろうか?

 

勉強を続けながら、

高校時代はずっとそんな不安が

頭の半分を占めていたと思います。

 

結果として

アルバイトをしながら1年間浪人して

お金を貯めつつ奨学金も得て

東京の大学に通うことができたのですが

 

今振り返ると

「本当に運がよかった」としか

言えないような気もします。

 

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私が勉強し続けたとして

親はどこまでサポートしてくれるのか?

それが分からない。

 

親自身もきっと分からないだろうし

自分から聞いてはいけないような気がして

霧の中で一人もがいていたような感覚を

今でも時々思い出します。

 

子煩悩な父母も

相当苦しい思いをしていたかと思いますが

当時は親の気持ちにまで思いが至りませんでした。

 

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そんな私が親になり

子どもたちの教育を考えるときに

大切だと思っているのは

 

「親はここまではサポートできる。

ここからはサポートは難しいから、

サポートできる範囲の中で精一杯進んでね」と

範囲を明確に伝えることです。

 

わが家であれば

 

中学受験はしない。

学習塾も、ここぞというときにのみ利用する。

大学に行きたいならば、高校3年間でしっかり勉強して浪人はしない。

 

などです。

 

子どもたちが巣立ったあとには

自分自身や

夫婦での暮らしが何十年も続いていきます。

 

教育費で身を削り過ぎることは

果てして親子双方にとっていいことなのか?

家庭ごとにその答えは異なると思いますが

 

わが家の場合は

中学受験はしない等とはっきり決めて

子どもにもそう話す。

 

親がする範囲はここまでと伝えることで

子どもたちにも

勉強をしたいならば覚悟を持たせる。

 

そうすることで

家計のトータルバランスを取ろうとしています。

 

私の想像では

多くの家庭では子どもたちに

「お母さんとお父さんはここまではお金を出せるよ」と

いうような話を

あまりできていないのではないかと思っています。

 

けれど

子どもが自分の進路を考える上で

親がどこまでサポートできるのか

子どもも知っておくことは

不安を感じることなく目標に進んでいくために

かなり重要なことだと思っています。

 

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子どもにお金のことを

推し量らせることなく

はっきりと限度や範囲を伝えることで

 

よくわからない、

聞くに聞けない状態で

子どもが勉強しなくてはいけない状況を避ける。

 

そうすれば

「親がサポートできる範囲はここまでだよ」と

親もはっきり伝えやすく

 

「ここから先はこういう

公的サポートが受けられるかもしれない」という

家計外の選択肢も

堂々と一緒に検討しやすいとも考えています。

 

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