ベリーの暮らし

子供4人(高校生~保育園児)、家庭学習10年目、夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

入園式を前に、「保育園ブルー」は避けられない


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明日から新年度ですね。

生後6か月になるわが家の次男は、保育園の入園式を控えています。

私の職場復帰も目前となり、この4月から年長組になる長女と一緒に、同じ保育園へ通うことになります。

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通う保育園は、4月から小3になる長男が、0歳の時からお世話になっている保育園。通い始めて、もう9年目に入ります。園長先生をはじめ、先生たちが子供たちを温かく見守ってくれて、給食もおいしく、安心して子供を預けられる所です。

そんな保育園への入園式前日ですが、私の気持ちは「保育園ブルー」。保育園に預けることは自分自身の選択。幸運にも入園できることになったのに、寂しくて涙が出てくるのです。

3人目でも慣れません

3人目だから慣れたもんでしょう、と言われることがありますが、慣れることができません。

保育園の申込みから入園決定までは、「何としても上の子と同じ保育園に入りたい!」「入れなかったら、仕事どうしよう」「入園が許可されますように」と祈る毎日。結果が届き、入園が決定した日は、興奮と安心感で気分は高揚、最高潮です。しかし、その後は、入園式までちょっとずつ気分が落ち込んできます。

 

今までずっと一緒にいたのに、大丈夫かなあ。

泣いたらすぐ抱っこして授乳してきたからなあ。私がいなくてパニックになるだろうなあ。

家事をしていても、一緒に散歩していても、ふとそんなことを思います。

 

長女を迎えに行く際、「春から次男もお世話になります」「入れることになって本当に嬉しいです」と保育園の先生に笑顔であいさつしていても、帰り道は寂しい気持ちでいっぱいになります。

 

書類に離乳食の進み具合いを記入したり(保育園の栄養士の先生が、給食の献立を考えてくださいます)、入園グッズを準備したりしている間も、寂しさに襲われます。

 

夫や上の子供たちがいないところで、「もうすぐ保育園だよ、楽しいよー。おもちゃもいっぱいなんだよー」と次男に声掛けしては、自分が涙ぐんでしまうのです。

 

子供よりも、自分の方が寂しい気分になっているのだと思います

保育園に通い始めたら、時間が解決してくれる

登園し、朝離れる時には、次男はきっと大声で泣くでしょう。

お母さんどこに行っちゃうのと、泣くことでしょう。

泣き叫ぶ声を背に保育園を出る時は、とてもつらいものです。

 

でも、ひとつ分かっていることがあります。

それは、時間が解決してくれるということ。

人は、すぐ慣れます。

仕事に復帰して1週間も経てば、子供と離れていることの方が日常の感覚になっているはずです。長男の時も、長女の時もそうでした。

子供の方も、数週間経てば慣れ、家にはない目新しいおもちゃでニコニコ遊びます。

 

だから、今は涙が出てきても、大丈夫。

できることは、一緒にいられる時間は、子供をぎゅっと肌から離さずに、抱っこしてあげること。お迎えに行ったら、たくさん抱っこしてあげること。

そして忘れない。親から離れて大声で泣いている子供を、保育園の先生方がおんぶや抱っこで何時間も何時間も、あやしてくれていることを。