明日から新年度ですね。
生後6か月になるわが家の次男は、保育園の入園式を控えています。
私の職場復帰も目前となり、この4月から年長組になる長女と一緒に、同じ保育園へ通うことになります。
通う保育園は、4月から小3になる長男が、0歳の時からお世話になっている保育園。通い始めて、もう9年目に入ります。園長先生をはじめ、先生たちが子供たちを温かく見守ってくれて、給食もおいしく、安心して子供を預けられる所です。
そんな保育園への入園式前日ですが、私の気持ちは「保育園ブルー」。保育園に預けることは自分自身の選択。幸運にも入園できることになったのに、寂しくて涙が出てくるのです。
3人目でも慣れません
3人目だから慣れたもんでしょう、と言われることがありますが、慣れることができません。
保育園の申込みから入園決定までは、「何としても上の子と同じ保育園に入りたい!」「入れなかったら、仕事どうしよう」「入園が許可されますように」と祈る毎日。結果が届き、入園が決定した日は、興奮と安心感で気分は高揚、最高潮です。しかし、その後は、入園式までちょっとずつ気分が落ち込んできます。
今までずっと一緒にいたのに、大丈夫かなあ。
泣いたらすぐ抱っこして授乳してきたからなあ。私がいなくてパニックになるだろうなあ。
家事をしていても、一緒に散歩していても、ふとそんなことを思います。
長女を迎えに行く際、「春から次男もお世話になります」「入れることになって本当に嬉しいです」と保育園の先生に笑顔であいさつしていても、帰り道は寂しい気持ちでいっぱいになります。
書類に離乳食の進み具合いを記入したり(保育園の栄養士の先生が、給食の献立を考えてくださいます)、入園グッズを準備したりしている間も、寂しさに襲われます。
夫や上の子供たちがいないところで、「もうすぐ保育園だよ、楽しいよー。おもちゃもいっぱいなんだよー」と次男に声掛けしては、自分が涙ぐんでしまうのです。
子供よりも、自分の方が寂しい気分になっているのだと思います。
保育園に通い始めたら、時間が解決してくれる
登園し、朝離れる時には、次男はきっと大声で泣くでしょう。
お母さんどこに行っちゃうのと、泣くことでしょう。
泣き叫ぶ声を背に保育園を出る時は、とてもつらいものです。
でも、ひとつ分かっていることがあります。
それは、時間が解決してくれるということ。
人は、すぐ慣れます。
仕事に復帰して1週間も経てば、子供と離れていることの方が日常の感覚になっているはずです。長男の時も、長女の時もそうでした。
子供の方も、数週間経てば慣れ、家にはない目新しいおもちゃでニコニコ遊びます。
だから、今は涙が出てきても、大丈夫。
できることは、一緒にいられる時間は、子供をぎゅっと肌から離さずに、抱っこしてあげること。お迎えに行ったら、たくさん抱っこしてあげること。
そして忘れない。親から離れて大声で泣いている子供を、保育園の先生方がおんぶや抱っこで何時間も何時間も、あやしてくれていることを。