実家の母から、子供達へのお年玉がもう届きました。
春から長女が小学校に入るため、わが家へお祝い金を送りたかった母。
お祝い金を送るのと一緒に、お菓子やお年玉も入っていました。
1か月も早く子供達に届いた、お年玉。
結婚して、11年になります。
結婚前は、毎年実家で年末年始を過ごしていました。
でも結婚後、実家の父母とお正月を迎えたのは一度だけ。
今はほぼ毎年、義実家で新しい年を迎えています。
私も夫も、大学進学を機に東京に出て、地元に戻ることなく就職しました。
お互いの実家は、新幹線を使い、何時間もかけて帰省する距離。
しかも双方の実家は、わが家から見て、正反対の方角にあります。
一度に両家へ帰省することは、かないません。
なので今は、実家から子供達へのお年玉は、毎年郵送で届きます。
母からのお年玉を見ながら思い出すことは、
子供の時に、一緒に「ゆく年くる年」を観たこと。
近所の神社から聞こえる、除夜の鐘の音を聞いたこと。
新しい年を迎えた朝、わくわくしながら
「明けましておめでとう!」とあいさつしたこと。
今は、元旦に電話して、声を聞くだけになりました。
両親に言ったことはありませんが、
寂しい思いをさせてるだろうなあ、ごめんね、とちょっと思っています。
かと言って、実家の両親と一緒に正月を迎えようと思えば、
今度は義実家の両親に寂しい思いをさせてしまうことになります。
実家にも義実家にも、帰省は年に2度ずつくらい。
どちらの親も、子供達に会えることをそれはそれは楽しみにしているのです。
せめて同じ方角だったら、一度の帰省で両方に会えるのになあ。
そんなこんなで、年の暮れが近づいてくると、
今年はどう過ごすかな、とぼんやり思いながら過ごします。
実家から遠く離れた場所で、家庭や仕事を持っていること。
両親や、妹家族に会いたいなと思っても、すぐに会えない距離に住んでいること。
すべて自分が選んだ生き方、生きる場所。
分かっていても、こんな時は、
普段は意識していない故郷との距離を感じるのです。
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