育児中、使いたくないのに使ってしまう言葉が2つあります。
それは、「ちょっと待ってて」と「早くしなさい」。
昨日もこの「ちょっと待ってて」で反省がありました。
学年末が近づき、小2の長男が、小学校で描いた絵や工作を少しずつ持ち帰ってきています。昨日も、大きな袋にひと袋分持ち帰ってきた長男。「ただいま~」と靴を脱ぐやいなや、「お母さん見て、これはね、運動会が終わったあと書いた作文。それでこっちは、この前に話した版画・・・」などなど説明を始めました。
昨日は夕方から長男長女の習い事(スイミング)がある日でした。
子供達を寝かしつけるまでの段取りを考えていた私。長男が帰ってきたら赤ん坊の次男の子守をしてもらって、長女をお迎えに行くまでの30分間で夕食の準備をしておこう、スイミングをがんばる日だから、子供達の大好きなチキンカレーにしてあげよう・・
一生懸命説明する長男の話をしっかり聞くこともなく、「うんうん、プール終わったらゆっくり見せてもらうね!」「お母さん、カレーの準備してからプールに行きたいから、ちょっと待ってて」。
「わかった」と返事をした長男は、それでもやっぱり見てほしくて、次男の面倒をみつつおやつを食べながら「お母さん、ここが上手に描けたんだよ。あのね、・・」「だからね、お母さんカレー作っておきたいから、ちょっと待ってて。お夕飯にカレー食べたいでしょう?」「うん、わかった」・・・
スイミングが終わり、カレーを食べ、子供達を寝かしつけまで、「私の段取り通り」昨日は過ぎていきました。そして今日。出勤や登校を見送り、次男とふたりになって気づきます。
あれ?私、優先順位間違ってなかった?
子供のためにと思ってカレーの準備をしていたはずだけれど、なんで3分でも5分でも話を聞いてあげられなかったんだろう?
子供と一緒の時間を増やしたくて段取りを考えているはずなのに、子供よりも段取りを優先してしまった?
自分の本末転倒な行動がグルグル頭を回り、後悔の念でつい涙目に。
子供が「見て見て」という時期は、10歳くらいまでかもしれない。自分の段取りがあっても、完璧主義に陥らないように。3分くらい予定からずれても、気にしない気にしない。「まあいいか、3分くらい」を合言葉に、「ちょっと待ってて」「早くしなさい」を減らしていきたい。そう思っています。
Instagram: berry.kurashi
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