トングは2つ買いました。
5年くらい前までは、
「いいものは、ずっと売られ続ける」
と思っていました。
いいものであれば、
その良さが広く伝わり
多くの方が手に取るだろうから
その製造が続き、
買いたいときにいつでも買えるはず、と。
ところが数年前に、
それは違ったんだなあと思い知りました。
料理するときに使う
ラバーゼのフレキシブルへらが
製造中止となったのです。
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私はラバーゼの愛用者です。
有元葉子さんプロデュースの
キッチングッズ。
ボウルもざるもバットも
鉄フライパンも揚げ鍋も
ひとつひとつの形が美しくて、
何より使いやすい。
料理中も
「ここがもっとこうだったらなあ」
と思うところがなく
スムーズに料理を進められます。
そして、手入れがしやすい。
つまり、洗いやすくい。
丈夫。
キッチンに出しっぱなしにしていても
様になる。
収納するときのことも
考え抜かれているのが分かる。
値段はしますが
一生使えることが
毎日使っている中で感じられるので
気分よく調理できて
気分よく片づけられるなら
トータルで見れば安いものだと
心から思っています。
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フレキシブルへらも
いつか買おうと思っていた
キッチングッズのひとつでした。
先にボウルやざる、
鍋から買って
へらはいつか買おうと思っていたら
いつのまにか製造中止になっていて。
結局、買えませんでした。
いいものは、ずっと世にあるわけではない。
いいと思ったら、
予算が許すならば、
早めに買った方がいいんだなと
その経験から思いました。
先に買うことで
作っている人たちを応援できます。
その応援は
次の製造につながるだろうし
次の企画にもつながるはず。
何かを買うって
応援という意味も大きいよね、
と思っています。
最近読んだ有元さんの新刊、
『生活すること、生きること』には
ものづくりについてこんな風に書かれていました。
もの作りをするとき、私はこのように考えます。作る人、売る人、使った人、全員にとってよいものであること。つまり、作り手すなわち職人さんや工場の受け取る報酬が少なかったり、売る人の利益が出なかったり、使う人の満足度が低かったりするものは、よい商品とは言えないと思うのです。そのどれもが満たされて初めて、ちゃんとしたもの作りと言えると思う。(p.157)
▽いい本でした
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この考えには深く共感しますし
ラバーゼの値段は
この考えのもとで付けられているんだ、
と納得しています。
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というわけで
私はラバーゼの新作、
トングが発売されたら
すぐに買いました。
使っているうちに
このトングは
私が今までトングを使っていた際に感じていた
ちょっとしたイライラを
すべてクリアしてくれたトングだ!
と思いましたので
もう1つ買い足しました。
使い心地は
また別途ご紹介しますね。
ラバーゼ、
ずっと応援していきたいです。
有元さん、これからも
素晴らしいキッチングッズを
楽しみにお待ちしています。
Instagram: berry.kurashi
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