計算ミスを減らしたい子に。
小学生のとき
なぜ「およその数」の数を
勉強する必要があるのかなぁと
思っていました。
ざっくりした概数で
計算するよりも
具体的な数字で
サッサと計算できるほうが
いいんじゃないかなぁと
思っていたのです。
けれど、
大人になって理解しました。
「およその数で見当をつけてから計算する」
ことの大切さを。
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ドリルの冒頭で、
陰山先生のメッセージには
こう書かれています。
「計算ミスが多いのですが、どうすればいいでしょう?」
・・中略・・
「97×21は、およそ100×20だから、答えは2000ぐらいとイメージしてから計算してごらん」とおよその数で見当をつけてから計算する方法を徹底的に指導するのです。すると子どもたちは計算の達人へのみるみる成長していきます。計算ミスは、「数字をていねいに、てきぱきと書く」「位が10倍ごとに変わる十進法のしくみを理解する」「およその数を使いこなす」ことで必ず克服できるのです。
これだけで?
と思うかもれしませんが、
この基本ができていないと
なかなか伸びないのは
家庭学習で子どもを見ていても
よく理解できることです。
また、私自身も大人になって
色んな数字を見るときに
この「ざっくりとおよその数でまずイメージする」ことが
言ってみれば
闇雲に計算をするよりも
実は随分効率的なのだと
身をもって感じています。
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そう感じているので、
小学生の家庭学習では
必ず『徹底反復 およそのかずプリント』も使っています。
陰山先生のドリルは
良心的な価格のものばかりです。
このドリルは税込み660円(2022年9月現在)。
どんどん書き込んで使って、
もう一度取り組んだ方がよいと思った時には
2冊目も購入するドリルです。
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内容は、次のようになっています。
初級レベル(1~2年生)
百までの数、数のならび方、数のくらい、一万のくらい など
中級レベル(3~4年生)
億・兆の位、0.1倍、0.01倍の数、概数と「切り捨て」、四捨五入 など
上級レベル(5~6年生)
概数のはんい、積や商の見積もり、商を概数で求める など
また、最初には
「数字を正しく書く練習」のページもあります。
なんと、
計算ミスの多くは
自分の書いた数字を読み間違うことで
起こるそうなのです。
1を7と見間違える、
0を6と見間違える。
私自身も覚えがあります・・。
数字を正しい書き順で
丁寧に速く書く大切さを
十分に説明してくれているドリルを
私は他で見たことがないなあと
思うのです。
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数字を練習して
丁寧に書くことの重要性を意識する。
十の10倍、千の100倍など
十進法を徹底的に練習する。
計算問題を見たときに
63+96はおよそ60+100だから
大体160くらいだ、と
概数を使って答えを予測する。
薄めのドリルなのですが
この3段階を十分に練習できるドリル。
▽こちら
計算ミスが目立つなあと思ったら、
急がば回れ。
ぜひ使ってみてくださいね^ ^。
Instagram: berry.kurashi
▽色んな学習方法がありますね。
▽参考になります。
▽わが家の暮らしが本になりました。
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