たまに、豆をゆでます。
有元葉子さんから学んだ、ゆで方
豆のゆで方は、料理家の有元葉子さんの方法で。
「豆を買ったら新鮮なうちに、ひと袋煮てしまう」です。
大豆のゆで方
まずは、大豆のゆで方。
こちらはどの本で読んだかは失念してしまいましたが
(読み返して行き当ったら、更新してご紹介します)、
ポイントは3つでした。
- 大豆1袋を、たっぷりの水に浸けてひと晩かけて戻す
- つけ汁ごと、鍋にあけて火にかける。弱火でぐつぐつと煮る
- 途中浮いてきたアクや泡を丁寧にすくい取る
この方法で、1時間ほどゆでます。
市販の大豆の水煮には感じられない、
「豆の味」がしっかり残ったおいしい大豆の水煮ができます。
(柔らかい豆がお好みの場合は、ゆで時間を長くすればOKです)
小豆の煮方
また、小豆の煮方は
『毎日すること。ときどきすること。』(講談社)で学びました。
あずきをたっぷりの水につけて、冷蔵庫に2~3日入れます。
水は毎日取り替えます。
面倒なようですが、こうして冷水につけて充分に時間をかけてもどしたほうが、火の通りも早いし、ふっくらとおいしく煮えます。
煮る前には”渋きり”をして、皮から出る渋み成分やアクを抜きます。
あずきを水からゆで、沸騰後サッとゆでてお湯をきる”ゆでこぼし”を3回ほど繰り返します。
この渋きりをしたあとで、あずきを鍋に入れ、たっぷりの水を加えて火にかけます。
沸いてきたら弱火にして、こまめにお湯を差しながら煮ます。新しい豆なら40~50分で柔らかくなるはず。水のなくなり方が思ったよりも早いですから、豆が顔を出さないようにお湯を差しながら、常にたっぷりのお湯で煮ることが大事です。(p.134~135)
この方法で煮て、わたしのデザートの出来上がり。
食べる時に、黒糖を振りかけて好みの甘さにして食べます。
ゆで豆の冷凍方法
冷凍のコツは、
『ためない暮らし』(だいわ文庫)で紹介されています。
ゆで豆冷凍のコツは、必ずゆで汁ごと冷凍すること。
ゆで汁をきってしまうと解凍した時にカサカサの豆になります。
ゆで汁のなかで解凍すればしっとりしたままです。(p.59)
ジップロックを使うことが苦手なわたしは、
いつも野田琺瑯に入れて保存。
1~2日以内に使う豆は、冷蔵庫へ。
しばらく先に使う豆は、冷凍庫で冷凍しています。
冷凍した豆を使う時には、
野田琺瑯ごと直火にかけて温めて使っています。
有元さんの本を読んでいると、
「あ、これも自分の家でできるんだ」
「この工夫を取り入れれば、暮らしがより快適になりそう」
と気づくことがいくつもあります。
わが家の暮らしを、少し豊かにするヒント。
有元さんの本から学ぶことは、多いです^ ^。
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