秋口になると、ドミニック・ローホーさんの本が読みたくなります。
蒸し暑い夏がひと段落し、
自分の生活や持ち物を見直したくなるからかもしれません。
自分の心の声に、耳を傾ける
今回読んだのは、
『マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる』(講談社)です。
本の帯には、こう書いてありました。
バッグが教えてくれること――
自分らしいスタイル、審美眼、シンプルなもののよさ、
クオリティの違い、機能性、ものへの愛情、豊かさ、
心が整う感じ、これだけあればいいという安心感、
ものの減らし方、整理する喜び、時間の大切さ、
楽しい生き方、バッグ探しの失敗経験 など
ドミニック・ローホーさんの文章に触れると、
自分の奥底に沈んでいた、
色んな気持ちが呼び起こされます。
その気持ちのひとつひとつに向き合うことが、
自分の心地よさにつながっていくと考えます。
「わたしは、なぜ○○を持ち続けるのか」
「もっと身軽に暮らすには、どこを整理すればよいのか」
「小さな使いづらさを感じている○○を手放そう」
この本はバッグの話ではありますが、
こんな考えが頭の中をよぎります。
自分の中から聞こえてくる、小さな声と向き合う。
普段は気付かないふりをして暮らしているけれど、
本を読みながら呼び起される、自分の気持ちに耳を傾ける。
聞こえてきた自分の声を手帳にメモしながら
ドミニックさんの本を読み終わると、
あとは行動するのみ、となります。
『マイバッグ』の内容
次のような内容が語られています。
- 出番のないバッグをいくつ持っていますか?
- ひとつだけに絞るならトートバッグ
- 審美眼は他人のバッグを見て養う
- バッグの衝動買いをエコバッグで防ぐ
- 自分自身に似ているバッグを見つける
- 新品より魅力あふれる革のエイジング
- バッグを新調したら中身の定位置を覚える
- ”少ないもので暮らす”と時間が増える
- いつも変わらずゆうゆうと暮らす
「バッグ」という自分が選んだひとつの物をとおして、
自分の持ち物や、自分自身を見つめる。
バッグの話ではありましたが、
もっと身軽に、心軽やかに暮らすにはどうしていけばいいのかと考える、
とてもいい時間となりました。
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