知って、行動に取り入れる。
子どもを育てていると、
遅かれ早かれ
その程度がどうであれ
子どもの反抗期が訪れます。
小さい子がいれば
「そのうち反抗期が来るのかなぁ」。
小学校高学年頃になってくると
「最近何だか子どもとうまくいかない。反抗期なのかな?」。
中学生以降になれば
「反抗期だからってその口の利き方は許さないよ!」
などなど、それぞれの段階で
思うところがありますよね・・・。
わが家の上の子たちも
小6と中3なので、
まあ、反抗期なんだなぁと思っています。
子どもの性格によって
その出方や度合いはまったく異なりますが
まあ、反抗期なのです。
私の場合は
最近は数日に一度のペースで
小6長女とドッカーーーーンとぶつかります。
皆さんから「穏やかそうなお母さん」と
お言葉をいただくこともありますが、
本当、ほど遠いんです・・・(^_^;)。
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子どもの反抗期には
親も大いに振り回されますが、
家族とはやっぱり
楽しく、心穏やかに暮らしたいものです。
私はそう考えていて、
最近、とてもいい本に出会いました。
親野智可等先生の
『反抗期まるごと解決BOOK』(日東書院本社)です。
自分にも反抗期があって
親を大いに悩ませたであろう
時期があった(はず)のですが、
そんなことを
すっかりなかったことにしている私には
ああそういうことなのか、
子どもたちに
こうやって接したらいいかもしれない、
こうやって言葉をかければいいかもしれないと
参考になることがたくさんありました。
一例をご紹介すると、こんな内容が載っています。
困った性格や短所を子どものうちに直すのは非常に困難です。なぜなら自己改造には本人の強烈なモチベーションが必要だからです。強い意志力や継続的な努力もいります。しかし子どもというのは本質的に自己改造への強烈なモチベーションを持つことができません。子どもが自分の将来や人生を真剣に考えられるようになるのは早くても高校生くらいからです。小学生ではまず無理ですね。(p.24-25)
親は「こうなってほしい。これをさせなければ。ここまで引き上げなければ」という子への願いがあります。そんな親は子どもに自由意志の発動を望みますが、うまくいくはずがありません。そして目の前のこどもたちのありのままをかわいいと思えなくなっていきます。これは親がかかる病気のようなものです。(p.35)
どんなに頭に来ても、絶対に言ってはいけない言葉というものが存在します。その一つが人格否定の言葉です。これは、相手の人格や能力をまるごと完全否定する言葉です。例えば、親が子どもに「また弟を叩いて!どうしてそんなに意地悪なの?」と言ったとします。これは、子どもを「意地悪」と決めつけて、その人格をまるごと完全否定しています。本当は、そこまで言わなくても「叩いてはいけません」と言えばいいだけなのです。(p.105‐106)
読みながら、
自分の行動や子どもにかけてきた言葉に
反省点があり。
気づかされることもあり。
この時期に読んでよかったと
心から思える本でした。
これから始まる夏休み。
子どもと過ごす時間が
いつもより長くなる方も多いと思います。
この本を読んでおくと
自分の心や態度をどこに置いておけばいいのか
ヒントが得られるのではと思います^ ^。
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