ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

東日本大震災から、10年


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胸に刻んで、生きていく。

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東日本大震災の発生から

10年となりました。

 

あの日

数日前に産休に入っていた私は

 

都内の大きな書店で

本を選んでいる時に

地震に遭いました。

 

ユッサユッサとビルが揺れ

天井から何かよく分からないものが落ち

大量の本が床に散らばり・・・

 

そんな中にありながらも

咄嗟に状況の深刻さが把握できず

あ、地震がきた・・くらいの感覚。

 

揺れが収まった頃に

保育園にいる長男のことをハッと思い出し、

大きなお腹を抱えて非常階段を駆け下りて

タクシーで急ぎ保育園へ向かいました。

 

何もないと思うけれど

長男が怪我でもしていたらどうしよう、

 

長男の名前を

何度も何度もつぶやきながら

保育園へ急いだことを

昨日のことのように思い出します。

 

 

保育園では

先生が励ます中 

小さな園児たちが全員園庭に出て

クラスごとにお利口に座っていました。

 

その中に長男を見つけた瞬間

私が大泣きしてしまって。

 

ただでさえ忙しい先生たちに

「お母さん、大丈夫ですか、もう大丈夫ですよ」

と言わせてしまうくらいの大泣き。

 

ワンワンと泣く私を

まだ小さかった長男が

きょとんと見上げていたことを

思い出します。

 

 

10年前のあの日、

家で、職場で、学校で、保育園で・・・

家族と離れていた人が どれだけいたか。

 

いつもどおりの朝で

行ってらっしゃい、行ってきますと別れ

そのまま会えなくなってしまった人たちが

どれだけいるか。

 

ついさっきまで一緒にいたのに

目の前で家族が流されてしまった人が

どれだけたくさんいるか。

 

子供や親を失った人が

どれだけたくさんいるか。

 

考えるとつらすぎて

言葉になりません。

 

生きたかったけれど

生きられなかった人たちがいる。

 

生きていてほしかったけれど

叶わなかった人たちがいる。

 

10年前から

この思いや考えを

頭のどこかに常に抱えながら

生きています。

 

震災で失われた多くの命。

どうぞ魂が安らかでありますように。 

  

 

 

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