4人目の子育てが、今まででいちばん楽な気がしています。
楽に思える理由
子育てに慣れたから。
それも理由のひとつでしょう。
頭では忘れたと思っていても、
赤ちゃんとの向き合い方は体が覚えているものです。
でも、いちばん大きな理由を考えてみると、
「ちょっと抱っこしててくれる?」と言える相手が増えたから、
だと思っています。
「何もできない、進まない」からの解放
わが家は、核家族です。
わたしの実家も夫の実家も、新幹線で帰省する距離。
そのため、子育ては夫婦ふたりが基本形です。
夫の子育て姿勢は、第一子の時から変わりません。
「自分ができる最大限のことをする」姿勢。
激務の仕事を抱えながらも、
毎日出来得る限り早く帰宅してくれて、
それこそ授乳以外は何でも一緒にしてくれます。
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それでも第一子の長男の時には、
赤ちゃんひとりに夫とふたりで向き合っていたにも関わらず、
わたしは非常に「おっかなびっくり」子育てしていた気がします。
物音がした時にビクッと両手を上げる、
新生児独特のモロー反射にこちらがびっくり。
夕方になると泣くことが多い長男が泣くたびに、
わたしの手も全てストップ。
ごはん作りも掃除も、中断ばかりでなかなか進まない。
腱鞘炎にもなって、こちらも泣きたくなりました。
次に生まれた長女の時は、
まだ3歳にならない長男と新生児の長女のお世話が重なり、
バタバタと毎日が過ぎていきました。
おっかなびっくりではなくなりましたが、
赤ちゃんとの生活を楽しむというよりも、
今考えると、幼子ふたりのお世話に追われていた日々。
それが、3人目の次男の時から楽になりました。
そして、4人目の次女の今は、さらに楽になったと思います。
それは、上の子たちが助けてくれるから。
次女が泣いたら、「ちょっとソファで抱っこお願い」と言える。
「抱っこしてて」と言える相手が増えると、
赤ちゃんの子育ては格段に楽になります。
赤ちゃんの泣き声の中では、
何人目の子育てであっても、何も手につきません。
抱っこしてあげれば、泣き止むことも多い赤ちゃん。
大泣きしている状態でなければ、
夫の帰宅前でも、
ごはん作りや家事を中断しなくて済むようになりました。
中断しなくて済むと、いろんなことがはかどります。
「何もできない、進まない」というストレスから解放されます。
立ちっぱなしではなく、座ることもできます。
こういうひとつひとつの毎日の積み重ねが、
「大変な子育て」から自分を解放してくれます。
前はトイレすらゆっくり行けなかったのになあ。
1人目、2人目の子育てを思い出しながら、
ふとそんなことを思いました。
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