子育てしながら感じる、ジレンマ。
そのひとつが、集中して遊んでいる子供にストップをかけてしまうこと。
「やることをやりなさい」と、中断させてしまうことです。
子供が集中して遊んでいる時は、そのまま、そっとしておきたい。
それが工作している時でも、漫画を読んでいる時でも、お絵かきでも。
そう思いながら、なかなかできていない現実があります。
特に平日は、帰宅してから寝かせる時間まで、まるでカウントダウン。
夕飯づくりやお風呂の準備、夕飯、お風呂、明日の準備。
子供達は、洗濯物たたみに明日の準備。
子供たちは、お手伝いが終わってごはんを食べるまでの、わずかな自由な時間にしたいことをしています。
ぐーっと集中している時は、そのままそっとしておいてあげたい。
そう思いながらも実際の私は、ごはんを作りながら「テーブル拭いてね」「箸置き並べてね」「(一歳の次男と)遊んであげてね」と、いつもいつも中断させてばかり。
寝かせるまでのカウントダウンの中で、時計が頭にチラつくからです。
翌日が休日であれば、「明日お休みだしね」と大目に見ることもありますが、
実際は何か「すること」、「すべきこと」を私が見つけて、用を言いつけ、中断させていることも多い気がします。
通勤途中で読んだ『「しない」子育て』(高濱正伸著、KKベストセラーズ)にも、「集中して遊んでいる子どもの手を止めない」(p.43)とありました。
子ども時代、「遊び切った」という経験はありますか?
自分が納得するまで何かに打ち込んだ思い出は、とても印象深く心に刻まれているのではないでしょうか?(p.44)
確かに、思い切り遊んだ日のことは、
もう何十年も時が過ぎても、鮮明に記憶に残っています。
保育園の時のことであっても、その時手にしていたもの、空気感まで丸ごと思い出せる。
そのまま集中させてあげるのも、
声掛けして中断させてしまうのも、私の判断次第。
もっといえば、機嫌次第と言えるかもしれない。
そんなことを色々考えながら、
今週末は好きなことを気の済むまでさせてあげたいなと、思うのです。
子育ての記事が、いろいろ読めます。
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