ふきのとうを食べたのは、社会人になってからでした。
夫との、春の思い出
まだ結婚前の頃。
仕事が終わると、ふたりでよく居酒屋に寄りました。
ふたりとも仕事帰りが遅かったその頃、週の半分以上、夕飯は外食だった気がします。
職場からほど近い、お気に入りの居酒屋がありました。
そこでは春が近づくと、春野菜(山菜)の天ぷらがメニューに加わりました。
ビールや日本酒のおつまみに、
ほんのりと苦い、ふきのとうの天ぷら。
さくりと歯ざわりのいい、たらの芽。
塩を少しつけて口に運ぶと、まもなく桜の時期だと心が躍りました。
家で揚げる、春野菜の天ぷら
子供達が小さな今、夫とふたりで居酒屋の暖簾をくぐることはありません。
その代わりに、食卓に、春野菜の天ぷら。
ふきのとう、たらの芽、こごみ。
そして、子供達が喜ぶように、ベビーコーンとシソの天ぷらも添えて。
この時期にしか口にできない、春の贅沢。
毎年かかさず揚げているので、つわりの中、今春もがんばって揚げました!
香りが良いうちにすぐ揚げる予定が、買ってから3日目にようやく作った状態ではありましたが・・・。
さっくりと揚がるように、衣は小麦粉と米粉を半分ずつ。
菜箸で触った時にカラリとした感じに変わったら、鍋から取り出します。
どの天ぷらも、少しだけ塩を付けていただきました。
今は、家族皆で囲む春野菜の天ぷら。
あと20年後くらいには、また夫とふたりで、居酒屋に行ったりしているかな。
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