「もっと少なく、もっと小さく、もっと価値あることを」。
6人の子供たちの父親、ミニマリスト、カリスマブロガー。
そんな著者と副題に興味を持ち、『減らす技術』を手に取りました。
レオ・バボータについて
著者のレオ・バボータ。
彼のブログ「Zen Habits」は、世界トップ100にランクインする超人気グログだそうです。
シンプルな文章。
読んでいて、「私も、なりたい自分にもっと近づける」と思えるメッセージ。
『減らす技術』は、やりたいことをする人生を送るヒントに溢れていました。
元々彼は、シンプルライフとは到底言えない生活を送っていたそうです。
大きな借金を抱え、仕事、仕事でほとんど家族の顔も見られない。
ストレスはピーク状態。
運動はしない。タバコを吸う。
体重オーバーで不健康。
仕事は少しも楽しくなくて、将来も見えてこない。
人生は複雑。
そんな中、ある時「人生をシンプルにしよう」と決意したのだそう。
成功のポイントは、集中力
決意から2年。彼は次々と考えていたことを実現していきました。
私が思うに、成功のポイントは「集中力」。
自分にとって何が大切なのかを、見極める。
そして、大切な物事と、大切な物事に近づけるもの以外は、捨てる。
実現したいことは何かを考え、そこに近づくための方法を考える。
方法が定まったら、集中して取り組む。
集中して取り組んだ結果、望んだことをどんどん実現できた彼の姿に、勇気を覚えます。
レオ・バボータから学ぶこと
レオ・バボーダは人生をシンプルで生産的にする「6つの原則」を、次のように挙げています(p.11より)。
原則1 制限する
原則2 本質に迫ることだけを選ぶ
原則3 シンプルにする
原則4 集中する
原則5 習慣化する
原則6 小さくはじめる
私がもっとシンプルにしたいことは何だろう?
ご飯を食べたの後の、食器洗い。
書類の整理。
服の整理。
食材の管理。
子供達の学習。
メルカリに出そうと思っているストック。
少し考えただけでも、たくさん出てきます。
もっとシンプルにしてみよう、と背中を押してくれる言葉もたくさんありました。
いらないものを減らしてシンプルにするのは、人生を空っぽにするためではない。
本当にしたいことをするための余裕を持つためだ。
自分に欠かせないものは何なのかをしっかりとつかんでから、シンプルを目指そう。
(p.54より)
目標を達成したいときも、新しい習慣を身につけたいときも、カギとなるのは集中だ。
自制心でもなければ、ごほうびでも、意志の力でも、モチベーションでさえもない。
ゴールに集中し続けることができれば、成功率がぐっと高くなり、集中できなければ、成功は遠のいていく。
集中力とはそういうものだ。仕組みは実にシンプルだ。
(p.58より)
日々の生活をもっとシンプルに。
やらなくてはならないことは、少なく。
管理しなくてはならない物事を少なくすることで、
自分にとって大切なものにかける時間を増やす。
この本には、「減らす」テクニックが多岐にわたり紹介されています。
メールからインターネット、ファイリング、デスク、健康管理まで。
今の自分にいちばん必要なものは、何か。
実現するためには、どのテクニックを活用すればいいか。
そんなことを考えながら読み進めるといい本だと思います。
暮らしの参考になります。
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