ベリーの暮らし

子供4人(中学生~保育園児)、家庭学習9年目、6時半帰宅の夫婦共働き。実家遠方、都内60平米賃貸マンションに6人暮らし。ラクして部屋が整う工夫を考えるのが大好きです。著書:『シンプル丁寧に暮らす』(すばる舎)

子育てする中で、心残りに思っていること


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後悔しているのに、まだできない。

子育てしている中で

ああしておけばよかった、

と思っていることは

あまりありませんが

 

それでもやはり、いくつかは

「なぜあのときにしなかったのだろう」と

後悔していることがあります。

 

子どもを育てていると

3歳くらいから小学校3年くらいまでは

子どもから「一緒に遊んで!」「一緒にこれやって!」

言われることが多い時期のように思います。

 

そんなとき、私の場合

「お母さん、今ごはん作っているところだから、ちょっと待ってね」

「お母さん、今これしているところだから、また後でね」

とすぐに思ってしまい

そう言ってしまうことが多いです。

 

前からそうだし、今もそうです。

 

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そんな私なのですが

ずっと心に引っ掛かっていて

長女にごめんね、

と思っていることがあります。

 

もう5年も6年も前になるでしょうか、

長女が保育園年長のときに

シルバニアファミリー遊びに

夢中になっていたことがありました。

 

シルバニアハウスに

小さな家具を一生懸命並べて、

「おかあさん、いっしょにあそぼ」

と言うのです。

 

そのとき私は

次男を妊娠していました。

 

私は妊娠2か月頃から出産直前まで

長いつわりに苦しむタイプで

家にいるときはいつも

ソファにぐったり寝ころび、

時にウトウトしながら

長女がそばで遊んでいるのを眺めている日が

幾度となくありました。

 

長女から

「いっしょにシルバニアであそぼう」

と言われてても

 

「ごめんね、お母さん、今気持ち悪くて遊べないんだ」

「また今度ね」と答え、

 

私のいつもの返事を聞いて

長女は「こんどあそんでね」と言い

またひとりでシルバニアで遊ぶのでした。

 

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次男が生まれてからも長女は

「いっしょにシルバニアやって」と

言うときがありました。

 

そのとき私の体調は

戻りつつありましたが

(つわりに比べたら、産後の体調不良の方が

私にとってはまだまだましだったのです)、

 

そのときも

「赤ちゃん抱っこしながらは難しいから、また今度ね」。

そんなことを言っていたと思います。

 

結局、

長女とシルバニアでたっぷり遊んであげた日は

数えるほどしかありません。

 

長女はあんなに

一緒に遊びたがっていたのに。

 

次男のあとに次女を妊娠し出産、

気付けば数年経っていて。

長女の興味は

シルバニアから他のものに移りました。

今はたまに次女が遊ぶくらいです。

 

シルバニアハウスをのぞき込むようにして

一生懸命小さな家具を並べていた長女の様子を、

今も思い出すときがあります。

 

何度も「シルバニアであそぼう」と言っていたのに、

なんであのときの私は数らえるほどしか

遊んであげなかったんだろう。

 

つわりのときは無理でも

その後は遊んであげられる日はあったはずなのに。

 

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次女がシルバニアで遊んでいる近くで

長女が本を読んでいるような場面を見ると

 

まだ幼かった長女が

ひとりで遊ぶ姿が思い出されて

申し訳なかったなという気持ちが

心の中に広がります。

 

ずっと心の中にある、

シルバニアハウスを一生懸命のぞきこむ

まだ幼かった長女。

 

きっと、ずっと私の心の中に

残り続けると思います。

 


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