家庭学習では、隂山メソッドのテキストを使っています。
小学生や、未就学児のテキスト。
書店の学習参考書コーナーには、
それこそ様々なテキストが、山のように積まれています。
わが家では、小3の長男にも、保育園年長の長女にも、
与えるテキストのほとんどを隂山メソッドから選んでいます。
それは、隂山英男先生の”勉強に対する考え方”に、
私が共感しているからです。
勉強とは、「集中するトレーニング」
何のために人は勉強するのか?
誰しも一度や二度は考えたことがあるであろう、この問い。
百ます計算で有名な隂山英男先生は、
『陰山式ぜったい成績が上がる学習法』(毎日新聞出版)の中で、
「勉強とは集中する練習である」と話します。
集中力を自在に操れるようになるために、勉強する。
この考え方に、深く共感しています。
成績を上げるために集中するのではありません。
集中するために、勉強というものが存在するのです。
人類が繁栄するには、脳を高度に働かせることが重要でした。
そして脳を高度に働かせるためには、
何かの課題について必死に考えることが有効だと気づきました。加えてその働きを高度化するには、
幼いころから文字や数字を使った課題を与え、
トレーニングすることが効果的だという気づきにたどりついたわけです。このトレーニングをまとめたものが「勉強」といえるでしょう。
つまり人類は脳が高度に働く状態、
つまり集中力をつけるために勉強を発明したのです。(p.22より)
そして、子供の学力を伸ばために徹底すべき3つのポイントは
次のように紹介されています。
①勉強は、一気にやって、できる限り早く終えてしまう
②基礎基本はミスがまったくない完全な状態になるまで練習する
③基本問題だからこそ、全力でサッとやる(p.24より)
集中力を高め、できる限り短時間で、最大の効果が出るように勉強する。
家庭学習では、子供達に集中力を養ってもらいたい。
隂山メソッドに沿って勉強する姿勢を身につけられれば、
学校を卒業して社会に出ても、一生学び続けていけると信じています。
この本には、
「集中力こそが学力向上の絶対条件」(p.27)
「集中力をあやつる人は時間遣いの達人である」(p.29)
など、子供の家庭学習を考える際だけではなく、
私自身の仕事や家事の取り組み方について考える際にも
応用できる言葉が盛りだくさんでした。
一方で、反省点
家庭学習については、反省点もあります(隂山メソッドとは離れます)。
それは、今、子供達にテキストをさせる日とさせない日があること。
理想は毎日、一定のページを必ずさせる時間を取ること。
それが、自分自身の英語の勉強や、11か月の次男のお世話のバタバタで、
「今日は見送り」の日があるんです。
毎日、テキストをコツコツ進める習慣を身に着けさせる。
これが実は、私が子供の勉強をサポートする際、いちばん大切なことのはず。
自分の勉強の時間も作りながら、がんばります。
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