いろんな方がブログで取り上げている「宇津木式スキンケア」。
興味が沸いて、1冊読んでみました。
20年間のメイク、スキンケア
大学進学で親元を離れたのを機に、メイクをするようになりました。
以降20年近く、スキンケアやメイクを「丁寧に」してきたつもりです。
3人目を産んでから美容液は省くようになりました。
それでも、朝の洗顔後やお風呂上りは化粧水でローションパック。
その後は乳液で肌を「整えて」きました。
もう少し年齢を重ねたら、化粧水にもう少しお金を使って、肌に効きそうな○○を使いたい。
そんな風に思っていました。
宇津木式を詳しく知って、受けた衝撃
ところがこの本を読んで、衝撃を受けました。
私の理解では、宇津木式スキンケアが伝える「化粧品の害」と「美肌を守る方法」は、次のようにまとめることができます。
化粧品の「害」
- 化粧品をつけると、化粧品に含まれる防腐剤や油などで肌に炎症が起きる
- 化粧品をつけたり、とったりする時に肌をこすることで、物理的な刺激が肌に炎症を起こさせる
- 化粧品に含まれる界面活性剤は、細胞間脂質などを溶かし、肌のバリアを壊す
- 肌のバリアを失えば、肌からは水分が蒸発し放題。結果、肌はひどく乾燥する
美肌を保つ方法
- 美肌を保つには、肌がもともと持つバリアの構造を傷つけずに守り通すこと
- 肌の構造が守れれば、皮膚が正常な新陳代謝ができ、新しい元気な細胞が生まれる
- 新しい細胞が生まれるようになれば、表皮は元気のよい細胞に満たされ、厚みを増す
- 薄くなっていた真皮も厚みを取り戻し、皮膚全体が厚く、ふっくらとしてくる
肌によかれと思ってしていたスキンケア。
実はそれで、肌の表皮や真皮が薄くなってしまっている。
薄くなったことで、保湿機能が十分発揮できない。
シワが増える上に、表皮下の色などが透けて見えやすくなって色ムラもひどくなる。
肌がもともと持つバリアの構造を大切にし、守る。
それが表皮や真皮に厚みを取り戻すことが美肌につながる、と理解しました。
まずは、クレンジングをやめてみる
この本では、次のような説明もあります(p.100、101より)。
- 何年間も、人によっては何十年間も化粧品でスキンケアをしてきたのですから、いきなりすべてをやめるのは、やはりむずかしいかもしれません。段階を追って少しずつやめていくのもよいでしょう。
- 少しずつやめていくにしても、最初にかならず中止しなければならないものがあります。クレンジングです。つけるときにも、拭きとるときにも肌をこすり、しかも、大量の界面活性剤や油分に肌をさらし、さらに、肌に残った界面活性剤などを、洗浄力の高いせっけんで洗い落とさなければなりません。
- クレンジングという行為は化粧品によるスキンケアの中で、もっとも肌を傷め、老化させるものなのです。
今までは、「30代は、油分を奪わないクレンジングクリームで丁寧にクレンジング」と固く信じてきました。
化粧品や皮脂、大気中に漂う排気ガスなどの汚れをすっきりと落とさなければ、新陳代謝がじゃまされると信じてきました。
しかし、「クレンジングをやめるだけでも、肌のバリア破壊が止まり、失われる自家保湿因子の量は大幅に減って、肌の乾燥はおさまり潤ってくる」という宇津木式スキンケアの理論にも一理ある気がする。
かかる手間もお金も減るのだから、試してみようと思います。
一気にすべてのスキンケアをやめるのは、心理的に難しい。
肌にも気持ちにも助走期間を与えるつもりで、まずはクレンジングをやめてみます。
こする機会が減り、界面活性剤に触れる機会が減るはずの肌。
どのように変わるか、実験です^ ^
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