時々、ミスドでドーナツを買います。
子供の頃から慣れ親しんでいる
ミスタードーナツ。
色々な新商品が出たり
コラボ商品が出たり。
子供たちを連れて行くと
あれがいいかな、これがいいかな。
今日は１個？
２個買ってもいい日？
目を輝かせて選びます。
そんな中、
わたし自身が選ぶものは
チョコレートやオールドファッション。
いつも同じようなものです。
わたしが小学生になる頃、
父が体調不良で事業をたたみ、
家計がとても苦しい時期が続きました。
母が働きに出ましたが、
今思い出しても
毎月の給与はとても少なかった。
スーパーでお米を買う時でも
5キロにしようか、
10キロが買えるか迷うくらいのものでした。
そんな中でもお給料日がくると
母が時々連れて行ってくれたミスタードーナツ。
「ひとつ選んでいいよ」と言われて
子供の頃のわたし選んでいたのが、
チョコレートです。
家から行けるミスタードーナツは
ガラスケースにドーナツが並び、
選ぶと店員さんがトングで取ってくれるスタイルでした。
ガラスの中に並んだドーナツを見ながら
わたしもひとつ、妹もひとつ。
そのひとつを選ぶのが楽しかった。
その店舗もわたしが大学生になった頃に
なくなってしまいましたが・・・。
大人になって、
自分で買うようになったドーナツ。
色々なドーナツがありますが、
選ぶのはあの頃食べていたドーナツが多いです。
口にほおばると
子供の頃に買ってもらった嬉しさを
ふと思い出します。
買ってもらったこと
いい大人になってもずっと覚えてるよ、
お母さん。
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